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2014年10月28日

秋のぐるぐる週間

“リバー8の字広場”

10月はぐるぐる促進月間です。

全日本モトクロス最終戦、全日本トライアル最終戦の両方が開催され、SUGOへ、SUGOへと草木もなびいた今週末。

・・・の話をする前に、まずは一週間前の話から。


【先週の日曜日】

リバー最終戦が終わって、レポートを書けないまま仕事に追われまくり、
「もーいやー!・゚・(ノД`)ヽ」
となっていた私ですが、日曜日、校正の返事待ちで台風の目に入ったようにぽっかりと時間ができました。

このチャンスに会社にこもってリバーのレポートを書き始めようとしたのですが、きっとオーバーヒートした私の頭から湯気が出ているのが見えたのでしょう。@BOSSが、
「せっかくいい天気なんだし、パソコンから離れてバイクに乗った方がいいよ。
頭にも、気持ちにも。」

というわけで、思いもかけずリバーのコースへ向かうことに。

“リバーMX”
この日のリバーは#119りょうが君と、最終戦でレースデビューしたm.mさんの甥っ子ライム君だけ。

“リオ君”
リオ君、おはよ!
ゴールデンレトリバーは木漏れ日が似合いますね。

“ウトロン”
バーニーズは顔が白くなかったら日陰に紛れてしまいますね。(笑)

“リバー8の字広場”
さて、この日はコース貸切状態という贅沢な環境であるにも関わらず、私とりょうが君は一日中8の字広場でオーバルぐるぐる練習をしていました。

“@BOSS”
今日のオーバル練習の目標は「慣性スライドで曲がる」。
@BOSSがお手本を見せてくれます。

ステップに乗って重心はフロントサスの真上に。

フロントブレーキをかけながらバイクを倒し込んで侵入し、

クリッピングポイントでFサスをボトムまで縮める。

逆ハンを切らないように、フロントタイヤを軸にリアを滑らせてターン。
スキーでエッジを効かせて止まるイメージで。

6時の位置(コーナー頂点)まで座らない。
6時を回ったらブレーキを開放しつつアクセル全開!

まるでわかったかのように書いていますが、

“かまた”
書くとやるとは大違い。
フロントブレーキが弱い、ステップに乗っていない、バイクを倒せないと、三拍子揃ってダメダメな私。(泣)

“りょーが君”
りょうが君もまだ要領が掴めないようすで、逆ハンを切ってしまうためにUターンしきれず、外へ飛び出してしまいます。

“ライム君”
そんな私たちの練習を見て、メラメラ燃えるライム君。
「ボクがやって見せる!」と言わんばかりに果敢にオーバルに参加。
やっぱり血筋かと思われます。(笑)

日も傾きかけた頃、強くフロントブレーキを効かせて、内ハンドルの先をパイロンに倒しこむ感じで回った時、それまではどうしても怖くて座って侵入していたのに、バイクが勝手にくるりと回って目線が低くなり、反対方向を向いた途端に、座ったというよりシートにお尻がストンと触ったことが何度かありました。

「できてるよ、それそれ。」

そう言って@BOSSがカメラを構えた途端に、何かを意識し始め再びまったくできなくなり、出来たのはコツがたまたまいくつか合ったことによる偶然の出来事であったことが証明されましたが(泣)、物理的にそれぞれの符号が合えば、きちんと結果が出来上がるということがわかりました。
ということは、出来ないのは私が物理的に一つ一つをやっていないという証明にもなるわけで・・・(TωT)

セキグチさんがせっかく整備してくださったコースをほとんど使いませんでしたが^^;、とてもよい練習ができた一日でした。
セキグチさん、ありがとうございました。
りょうが君、ライム君、またよろしくお願いします!!

そしてSUGOへと草木もなびいた今週の話へと続きます。


【土曜日】

大きな仕事の山がひとつ終わって、めでたく土日を休めることになったチームアトラスは、雲ひとつない青空の下、勇んで川西へ向かいましたが、

“川西”
ぽつーん。
広い広い川西には私たちとくすりやさんファミリーだけ。

“くすりやさん”
しかもくすりやさんご本人はコーチに徹する日とのことで、午前中の本コースはひなのちゃん&ちひろちゃんの完全貸切。

えっ?私と@BOSSはって?
私はこの日もスタート前広場にて一日オーバルぐるぐる練習でした。
しかも私が先週より出来ないことに怒り心頭の@BOSSは、走行準備はしたもののコースを走ることはなく、ほぼ完全つきっきりで一日私を怒っていました。

「ひなのー!バイクを置いてちょっと来い!」
「かまたー!フロントサスが全然縮んでいない!」
「ひなのー!そこで開けろ!全開!!」
「かまたー!フロントブレーキが弱すぎだって言ってんだろーが!!」

二人の熱血コーチの怒号が秋の川西に響き渡った土曜日でした。
@BOSSとくすりやさんはお互いを「松岡修造かっ!」と思っていたようですが、

・・・どっちもどっち、いい勝負ですから。(TωT)

そして夜。

「まだ起きてますか〜。かまたさんと飲みたぁ〜い、けど明日は文化祭なので・・・佐渡のどぶろくを(家で)飲んでました〜。」

たいこはママからそんなメールが届いた頃、満天の星空の下@BOSSと二人、

“キャンプ”
本日の走りの反省会ちう。(TωT)


【日曜日】

“川西”
厳しい冷え込みから日が昇り、

“ウトロン”
今日も秋晴れのいいお天気です。

“924号”
今回、@BOSSはゼッケン924高輪選手号を持ってきました。
高輪選手はこの日SUGOにて全日本選手権を走っているIB#3の選手です。
このマシンがやってきた顛末は以前書いたとおりですが、KTM125SXのドナドナを決めた@BOSSは、今回これに乗ってみようかなと思ったようです。

「かまたさん、今日ヒート練習しませんか?」とりょうが君。
いえ、かまたさんはヒート練習してもきっとダラダラ走ってしまうので、先週、昨日に引き続き、ぐるぐる練習をしまっす!(TωT)/

というわけで、今回もりょうが君を道連れに、りょうが父さんからパイロンをお借りして、スタート前広場にてぐるぐる練習を開始。

りょうが君が回っているパイロンがクリッピングポイントなのに、

“オーバル”
どうして私はこんな大回りになるのだ〜〜〜・゚・(ノД`)ヽ

ということを、走った後に動画で見せられないと自覚できないというのが私の大きな問題です。
私には「他の人の走りを見て理解する、そして出来るようになる」ということが非常に難しく、
「他の人に自分の走りを見てもらう、そして悪いところを指摘してもらい、出来るまでやる。」という方法しか出来ません。
しかも、「自分が今それをやっているのかどうかもよく分からない。」
このブログをずっとお読みの方はよくご存知の通り、ここに@BOSSの苦労があります。

「大回りになるのはフロントブレーキが弱いのと、すぐ解放するからだってば!
あんたは出来ないんじゃなくて、やろうとしていないの!
自分でそれを許しているだけだろーが!!!」

ふぁ〜〜〜い!(TωT)

“五さん”
この日はリバーADULT OPEN常連の「五」さんもぐるぐるに挑戦。Σ(・ω・ノ)ノ
フロントブレーキを強くかける練習として、@BOSSがジャックナイフをやってみせると、りょうが君、「五」さんもかるがものようにピョコピョコこれに着いて行くのが可愛かったです。(笑)

“m.mさん”
えっ!m.mさんもまさかの基礎練!?Σヽ|゚Д゚|ノ┌┛
こういう練習はほとんどやったことがなくて苦手だとおっしゃっていましたが、この日m.mさんはパイロン広場が空くたびに、何度も何度もぐるぐる回っていました。

せっかくの機会なので動画も盗撮してみました。
m.mさんのバイクの倒しこみ、すごかったですよ、皆さん、見たいですか?
大丈夫、きっと次回も自発的に見せてくださることでしょう。(笑)

りょうが君もクリッピングポイントでキュッ!と曲がれるようになってきました。
いいなあ。

オーバル”
ところでりょうが君とぐるぐるオーバル練習をしていると、すぐに後ろに追いつかれてしまいます。
私はなんでこんなに遅いんでしょうか。

「あんたアクセルを戻してパーシャルで流す時間が長いんだもん。」

(゜o゜)?

言われて気にしながらもう一度やってみると、私がやっているのは、

直線でアクセルを開ける

アクセルを戻す

パーシャルで走る

ようやくブレーキをかけ始める

頂点でブレーキ解放してしまいサスがまた伸びる

バイクを倒そうとするけど、サスが伸びているから倒れない

立ったバイクに座って大回り

直線にまっすぐ向いてからやっと開け始める

そっか!(°Д°)!

これじゃあレースでコーナーごとにどんどん差が開くわけだ!

そうじゃなくて本来やるべきは、
(以下、皆さんにとっては当たり前のことでしょうけれど、私のための「覚書き」ですから。)

直線でアクセルを開ける

アクセルを戻したと同時にフロントブレーキをかける
(サスが縮まっていく&バイクを倒しこむ)

クリッピングポイントで一番ギュッ!
そのままブレーキを開放しない
で回りながらアクセルオン!

モトクロスを始めて間もない頃、当時小学生だった高輪選手のお父さんにしどきで、
「モトクロスはアクセルを開けるか、ブレーキをかけるか、2つに1つです。」
と教えて頂いたことがあるけれど、こういうことか!
(今更こんなこと書いて全くお恥ずかしい限りですが、言葉ではわかっても身を持ってわかったのは初めてなんです。。。^^;ゞ)

その後、パーシャルを無くすことと、ブレーキを離さないという2点に気をつけただけでも、さっきまでよりずっと速く回れるのがわかります。
未だに高輪お父さんの言われる「サスの一番おいしいところを使う」というのは身でわかってはいませんが、でも何だか一歩近づいた気がする!
(気のせいじゃありませんように。(-人-))

帰りのバスで今日撮った動画を見ようとiPodを取り出したら、撮った覚えのない動画が。
あれ?何これ?どこ?
あ!そういえば最後のパート練習の時、コース脇でりょうが父さんがカメラを構えていたけど、これで撮ってくれてたんだ!
私と@BOSSが一緒に映る珍しい動画、客観的な違いが見れてとてもありがたいです。
りょうが父さん、ありがとうございました。


まだフロントブレーキは全然弱くて慣性スライドは出来ていませんが、無駄なパーシャル時間を無くそうと意識しただけでもいつもより速いのが自社比でなくわかります。
(いつもはほら、コーナー下で一度ゼロ発進になるくらいですから。笑)

「いやー、かまたさん、今日一日でリバーの時より格段に速くなったよ。」とりょうが父さん。
「確かにコースを走っていてあんまり邪魔にならなくなった。」と@BOSS。
まあ、練習開始前のレベルが低いからではありますが^^;、でもそっかー、「速くなる練習」っていうのはやっぱり「出来ないことが1つずつ出来るようになる」ということなんですね。
「あとは覚えたチップスを忘れないで身に付けることだね。」
そうですね。そこは40代女子が最も苦手とするところですもんね、と半分本気、半分茶化して言ったら、
「違います。意識の問題です。」
はいっっ!(TωT)

“川西”
ご一緒頂いた皆さま、今回も本当にありがとうございました。
特にりょうが君、地味な基礎練にひたすら付き合ってくれてありがとう。
りょうが君がいてくれたから練習できたけど、@BOSSと一対一だったら2日間とても持たなかったでしょう。(@BOSSが。笑)


新潟はこのところ一気に気温が下がってきました。
11月に入るといつ雪が降ってもおかしくありません。
今回の川西2DAYSでコースを走ったのは最後のパート練習での20分だけ、あとはひたすらぐるぐるとスタート前広場で回っていたわけですが、そう思うと、雪で走れないこれからの冬の半年間、オーバルができる屋内練習場があるだけでもどんなに素晴らしいでしょう。

私に宝くじが当たったらそれを作ろーっと!♪( ̄▽ ̄)ノ


追伸:
練習日記の中のメモは他の方にとっては感じ方や覚え方、理解の表現が違うと思いますが、あくまでも私自身のための「覚書き」ですので、そのあたりご了承下さいませ。m(_ _)m

投稿者:かまた  2014年10月28日 13:25

コメント

投稿者:m.m   2014年10月28日 21:00

m.mです!先日は、お疲れ様でした!
基礎練習の、大切さと難しさが、わかりました!
また基礎練習ご一緒よろしくお願いします(^^;;

投稿者:119父   2014年10月29日 09:22

2週連続で御世話になりましたm(__)m
りょうがにとっては、3週連続の基礎練(前週もコーキくん親子指導によるスクエア練習)でした。
普段は「基礎練習は大事!」と思いつつ、つい勿体無く感じコースを走らせてしまう…いかんですねf(^_^;

MXを始めていつの間にか3年目。「何となく」が染み着いて、なかなか苦戦しているようですが。
本人もいつになくヤル気。「教えられない親父」としては、皆様のご指導大変ありがたいですm(__)m

追伸:アトラス坊や?(名称不明)のデザイナー様ですよね!?親子でリーゼントだと思っていたんですが「流石にそりゃ無いな。帽子のつばだな。」に見解が落ち着いたのですが、「風になびく前髪」で在ることが判明致しました。大変失礼致しましたm(__)m

投稿者:かまた   2014年10月29日 18:02

>m.mさん!!Σヽ( ̄∀ ̄;)ノ汗

ま、まさか読んでいないだろうと思っていたので、好き勝手書いてスミマセン!
でもm.mさんがあんなにぐるぐる基礎練をコソ練するなんてびっくりです!

最初は首を傾げながらやり始めたのが、少しずつ調整していかれて、最後はあんなにトラクションかけて倒しこんでいくm.mさんを、「かっけ~~!・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン」と思いながら盗撮していました。(笑)
ぜひまたご一緒させてください!
今度は読んでくださっていることを前提に好き勝手書かせて頂きます。(笑)

そうそう、スナックウトロンにも懲りずにご来店下さいね!\(^o^)/


>119父さん

こちらこそ2週連続お付き合い頂きありがとうございました。m(__)m
りょうが君が地味〜な基礎練に一生懸命飽きずに付き合ってくれたので、私も(@BOSSもですね)楽しく練習できました。
それから動画の撮影もありがとうございました。
iPodを見て@BOSSとびっくりしました、ホント。

この間リバーにデビューしたばかりと思っていたりょうが君ですが、速くなりましたね〜。
「何となく」を払拭するには、目標を持って、いろんな人と、いろんな練習を楽しくするのが一番ではないかと思います。
私にとってみたら、まだまだ伸びシロのいっぱいあるりょうが君が羨ましい限りです。
(私には、もし伸びシロがあったとしても、もうあまり時間が・・・笑)
ぜひまたご一緒させてください。よろしくお願いします!

追伸:「アトラス君」がリーゼント・・・( ̄∀ ̄;)汗
いくら私がビーバップ世代だったとしても、そりゃないでしょう。
そこんとこヨロシク!!

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