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2009年08月06日

フロントアップその後

8月だというのに、朝から
なんとなくすっきりしないお天気の続く新潟です。

さて、朝練習のフロントアップ。
以前よりはフロントも上がるようになってきた(ような気がする)ので
障害物のブロックを置き、その手前でタイヤを上げて、
リアでこれを越える練習を始めてみようと思います。
(以前はぜんぜん出来ませんでした。泣)

仕事の合間に、アカデミーのインストラクター、
ヨッシー先生のお手本ムービーを100回くらい繰り返して見て、
イメージを頭に焼き付けて・・・・いざ。

まあ、以前まったくできなかった頃に比べれば
多少はマシになった感はありますが・・・・

それにしても、一人で朝練しているわけだから、
ここには「M師匠」ことミヤザキさんも@BOSSもいないのに、
画面から消えるほど大回りをしてしまうと、

「時間がもったいないじゃないですかっ!
移動もターンの練習と思って小さく回ってください!」という
ムチを持ったM師匠の声が聞こえたり、
越えた後にバランスを崩して片足を付いてしまうと
「お前はバカか!足付くなーー!」という
@BOSSの怒声が聞こえたり。(泣)

フロントアップ

CRFでもこんな風に丸太を越えられるようになりたいものです。
(というか、同じことなんだから越えられるはずなのですが。)

改めてムービーを見返すと、
リアタイヤで障害物を越えた後、体が遅れ気味になって、
頭がガクンと後ろに引っ張られてしまっています。

M師匠、ムービー見てたらご指南ください。(-人-)


つづく。


【本日のおまけ】

8月2日に行われた、全日本トライアル第4戦in北海道、
M師匠のご長男、宮崎航(わたる)選手が
国際A級クラスで3位に入賞されました。
2位はアカデミーのインストラクター、野本ヨッシー選手です。

表彰式

1LAP、2LAPともに、野本選手1位、宮崎選手2位だったのですが
3LAP目に優勝の小野貴史選手に3点差で逆転され
それぞれ2位と3位に・・・・おまけに同点でした。
でも、上位3人はクリーン数も一緒で、接戦だった事が伺えます。

次回第5戦は、9月6日の中国大会。
宮崎選手、優勝目指して頑張ってくださいね!


【もひとつ、おまけ】

小樽から「極秘資料」と書かれたエクスパックが届きました。

CD
「極秘資料」・・・(笑)。北海道4DAYSの写真CDです。
小樽土産です、と復刻版バンビキャラメルも同封されていました。

yasupaさん、ありがとうございました。
BGMをかけながら、夜中にスライドショーで思い出に浸ります。^^

投稿者:かまた  posted at : 12:52 | コメント (6)

  

2009年06月19日

上がらないフロント

アクセルストッパー」をつけた朝練も今日で3日目。

まったく上がらなかった3日前に比べれば
この30ccくらいのアクセルでも、多少は上がり始めました。

しかし、このお恥ずかしいムービーを見て頂くとわかる通り
斜め後ろに背中を引かないといけないのに、
腰を真後ろに引いてしまう悪い癖が未だにとれず、
結果、自分がハンドルを上から抑えてしまっているのがわかります。(泣)

クラッチのタイミングがしっかり合って、
斜め後ろに引いてやるボディアクションができれば
アクセルストッパーをつけていても、
こんなに一生懸命膝を入れなくても、
フロントは高く高く上がるらしいのですが・・・

@BOSS
@BOSSを見ると、正面を向いて、背中が地面と垂直になっています。
(ちょっとその場でやって見せてくれただけなので、
ヘルメット等装備なしですみません。)

かまた
比べると一目瞭然ですね。大体なんでそんな真下を向いてるの?(泣)

@BOSSから「もっと前を向いて、上半身を開け」と言われるのですが
どうしてもこのようにハンドルに覆い被さったまま上げようとするので
私自身が上がろうとするバイクにフタをしてしまい、
非常にムリヤリ感がいっぱいのフロントアップになってしまっています。

も~っ!誰か何とかして!!・゚・(ノД`)ヽと思っても
何とか出来るのは私自身しかいないわけで。

「できない理由が明らかにわかっているのに
言われたことをしようとしないあんたが問題だ!」

というお説教を朝から30分くらいました。(TдT)

明日は朝から雨が降ろうが槍が降ろうが
絶対に絶対にできるようになってみせるわい!!(`へ´)ノ

と思いましたが、明日は朝練なしで「しどき」です。

北海道4DAYSまであと一ヶ月と迫ってまいりましたので、
この週末はしどきのGPコースでCRM250を乗り込む予定です。

・・・・・・考えただけでクラクラします。Orz

投稿者:かまた  posted at : 10:01 | コメント (10)

  

2009年04月23日

クラッチミート

ステア
この写真は、今年1月のステアの練習。
冬の河川敷、寒風吹きすさぶ正順道場では
ここまでフロントアップができていましたが、
この時はクラッチを使わずアクセルだけでフロントを上げていたので
「クラッチを使って上げる」というのはまだよくわかりません。

アカデミー
こちらは先日のトライアルアカデミー
きっかけ石無しでは、フロントが全く上がりませんでした。
どーしてこんな方向へ腰を引いてるの??(/TДT)/バカー

で、次回のアカデミーまでに
クラッチを使ってのフロントアップが
いつでもどこでも、自在にできるようになりたいと思って
アカデミーから帰ってきた翌日より朝練を開始。

今週のテーマは、
「クラッチを使って、きっかけなしでフロントを上げる」です。

**********

月曜日。
まずは、「きっかけ石」を使ってフロントを上げてみます。


う~ん、上がったり、上がらなかったり、まくれてみたり。(泣)

ひざを入れる、クラッチを切る&スパッと繋ぐ、
アクセルを足す、カラダを引く、という
知っている限りの一連の動作をやってはみるものの
どのタイミングで何をどうしたらいいのかわからないので
フロントが上がるのは、偶然タイミングが一致した時だけ。

それも、きっかけ石に向かって走る時に
ステップに乗ってバランスを取りながら走らずに
ハンドルに力を入れて向かおうとするので
フラフラして、きっかけ石から逸れてしまうこともしばしば。

そんな私を見て@BOSSからさっそく無理難題が。

「ちょっと片手で走ってみて」
片手って、どっちの手ですか?
「まずはアクセル側に決まってんだろーが、このバカ!」


本当はもっとバイクを寝かせられるとよいのですが
まだまだ怖がっていますね。^^;

アカデミーで成田班の皆さんがやっていたそうなのですが
片手で走ると、いやでもハンドルに頼らずに
ステップの踏み換えと傾き加減で走るしかありません。

しばらくこれで走った後に、もう一度フロントアップをしてみると
フラフラしないで、まっすぐにきっかけ石に進めるようになり、
余裕を持って一連の動作ができるようになってきました。

ただ、やっぱりクラッチのタイミングがよくわかりません。
クラッチが完全に切れていない事に気づかず、
引きずりながら上げようとしたり、繋ぐのが遅すぎたり。
でも時々、「お?」と思う感じで、たいした力も必要とせず
フワッとフロントが上がる確率が少しずつ増えてきました。

**********

火曜日&水曜日。

上がる時は上がるけれど
やっぱりそれは「偶然タイミングが合った」としか言えない
他力本願なフロントアップが続きました。

「大事なのはクラッチミートの感覚。
あんたみたいにクラッチを引きずっていたら、
そのあと、スパッと繋いだつもりでレバーを離しても
フロントは上がらないで、リアタイヤが前に進もうとするだけ。
クラッチミートを使ってのFアップは、一旦完全にクラッチを切って
駆動ゼロから繋いであげないと発生しづらいよ。

それからミートさせるタイミング。
クラッチを握って離せば上がると思っていたら大間違いだからね。
クラッチが繋がってフロントが上がる瞬間を感じながら、
必要な分だけアクセルをちょっと足してあげるだけで
フロントは軽々上がるんだよ。」

今まで一連の動作を「とにかくやらなくちゃ」と思っていた私。
クラッチを離すことでバイクの駆動がどうなるのか、
フロントが上がるには、あとどれくらいアクセルが必要なのか、
それらを感じながら練習を再開してみると・・・


おっ!カラダは少し遅れ気味ですが、
いつどのタイミングでクラッチが繋がるのか、
なんとな~くわかってきました。
(今までわからないでやってたんかい!はい、そーです^^;)

今までと違って、自分で操作している感じがします。

**********

そして本日、木曜日。

では、いよいよきっかけ石無しで
手前でフロントを上げてみるように言われたのですが・・・・


そのとたんに別物に・・・orz。なんスか、その腰の引き方。(泣)

きっかけ石を使わなくなったとたんに
まったく、まったく、どうすればいいのかわかりません・゚・(ノД`)ヽ

結局私は、フロントサスの伸び縮みのタイミングと
クラッチミートとアクセルのタイミング、
そして、それらを合わせた一連の動作を
きっかけ石にフロントが当たった時の挙動を合図に
その反動に助けられながらやっていたので
いざ、きっかけ石が無いと全てがめちゃくちゃに・・・。

「おんなじ動作でできるんだけどなあ・・・」

困った@BOSSは、

「よし、タイミングとかあれこれ考えないで、助走もしないで、
サスを縮めてクラッチ離す、サスを縮めてクラッチ離すを
ジャンプするみたいにその場でやってごらん。」

そういえば、昨日の夜、ブッチー病院へ行った時にミヤザキさんから

「かまたさんのように、まだタイミングがわからない人は
何もないところで上げる練習をした方がいいんですよ。
一番いいのは、障害物ではなくて、
落ちると痛いミゾを越えさせるんです。
そうすれば必死になって越えようとしますからね。(笑)」

と言われたんでしたっけね・・・・( ̄∀ ̄;)汗


あっれ~?上がるじゃん。(フォームはともかくとして・・・)
今まであれこれ考えてたのがダメだったんでしょうか?(ノ゚д゚)ノ オオォォ

「とにかく上げればいいんです!」という
ミヤザキさんの声が聞こえてきそう・・・・・( ▽|||) 

「確かにあんたは頭で考えても、
それがバイクの邪魔をしてしまうことが多いから
サスを縮めて、伸びる時にクラッチを離す!
フロントタイヤが上がって、落ちてきたら、
すぐにブレーキを掛けて、またすぐに上げる!
それだけを繰り返して、体に覚えさせた方がいいのかも。」

がーん、@BOSSまで・・・・でも確かにそーみたいです。^^;

小学生
登校する小学生に奇異な目で見られながら練習する私。(泣)
果たしてトライアルの普及に役立っているのか???
(でもフロントは上がっているぞ。^^;)

せっかく掴みかけたクオリアですが、
残念!もう会社に行かなくてはならない時間です。

明日は金曜日。今週の目標達成なるでしょうか。

昨日、なかなかクラッチのタイミングがわからない、と愚痴ったら
「そ~んな、練習してすぐに何でも出来るようになったら
誰だってA級になれますよ。(笑)」
と、ミヤザキさんに言われました。

それは確かにそーなのですが。

練習すれば、いつかは出来る日が来る、
そしてそれは明日かも知れないじゃないですか。

(・∀・)Yes,I can!

投稿者:かまた  posted at : 15:31 | コメント (6)

  

2009年01月26日

フロントアップ2

待ちに待った週末。
密室でカメラに向かってひたすらスクワットする日々を抜け出し
久しぶりにエンジンがかけられます♪

土曜日、朝起きると、雪がモサモサ降っていて、
暗闇の中、除雪車があちこちで作業をしていました。

雪の高速
夜が明け始めた高速の乗り口も吹雪です。

速度制限車両
追越規制をかける車両。こいつの後ろに着くと為す術なし!
予定より30分遅れで、河川敷に到着。

一番乗りの大先輩、TR暦35年のN瀬さんが突然ニコニコと
「"スケテツ"って何ですか?」
えっ?ブ、ブログを読んでくださっているんですか。
え~っとスケテツさまというのは北国に住む云々・・・・
「ああ~、いわゆる"キムタク"みたいなものですね!」
そ、そうともいえますね。(笑)

そんな朝のひと時の後、ミヤザキさん登場。

「今日はステアをやります!」

はい、そんな気がしていました。( ̄∀ ̄;)汗

「じゃ、そこでフロントを上げてみてください。」
・・・・え~と、どうやって・・・いえ、上げればいいんですよね。
「そうです、上げればいいんです。」

でも、どうしても上がりません。
あまりにも私のフロントが上がらないので、
私の足元とタイヤ痕をチェック。
「もしかして・・・、リアブレーキ踏んでますね?」
・・・・・・踏んでるかも。
「だーから上がらないんです!
怖がって無意識に踏んでいるんでしょう。
アクセル開けてブレーキ踏めば、上がるわけありません!!!」

雪の河川敷
橋のスキマから雪がうっすら降り積もる河川敷。

失礼しました。では改めて最初から。

「ちょっと待ってください。"あー!"っと叫んでみてください、はい。」
・・・・・・え?( ̄⊥ ̄lll)
「え?じゃありません、"あー!"、はい!」
あーーーーーーー!
「声が小さい!気持ちを内にこもらせてちゃダメです!あーーーーー!
あーーーーーーーーーー!!!
「はい、じゃあフロントアップ!」

これを遠くで聞いて@BOSSは
「おっ、始まったぞ・・・」と一人笑っていたそうな。( ̄∀ ̄;)汗

では、すっきり発散したところで気を取り直して、行きまっす!

きっかけとなるブロックの前でひざをクンッと入れてアクセルを開けると
お!上がってきました。(大声出したおかげか??)

「ここ(きっかけ)へ来てから上げようと準備するのではなく
いつでも上げられるように、最初からひざを入れて、
準備しながら走ってきてください。」

これ、前にもやってみたことがありますが
以前はフラフラして全然できませんでした。

ところが。

今日はなんだか前と違って上がりやすいような。
ひざを入れて、腰を低くした体制でゆっくり走ってきて
フロントを上げたいところでアクセルを開ける。
前回に比べたら、全然上がります。

何度か繰り返した後に、ヒューム管を指差して

「では、あれを越えてみますか。」

ヒューム管
・・・・・・・・・・・・・・・・・やってみます。

同じように、準備した体制で近づいて・・・ブン!
ん?何となく行けるかも。

「続けてください。」

上手く行くとき、行かないときはありますが
思っていたよりも怖くありません。
というか、楽しいかも。
タイミングよく、ひざが入れば、
バイクが勝手に上がってくれる感じがします。

「今日は飴を1個あげましょう。
どうしてできるかわかりますか?」

・・・・わかりません。前回ぜんぜんできなかったのに。

「スタンディングでスクワットをしているからです。
ステップでバランスが取れるようになって
ひざを入れても安定して走れるようになってきたんです。」

へ~~~。
自分ではよくわかりませんが、
確かに前回のフロントアップの時とは結果が違います。
あの密室練習の成果がちゃんと出ているなら嬉しい~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン

「前は25ccだったけど、今日は75ccくらいアクセルを開けています。
ここは助走部分が下りになっているから、ここで上げられれば
平らなところや上りならもっと上げやすくなりますよ。
ここを越えるの、初めてでしたっけ?
やっとトライアルのトまで来ましたね~(笑)
じゃあこのまま続けてやってください。」

しほちゃん
奥のセクションでは、しほちゃん、あかりちゃんが特訓受けてます。

お昼近くになり、今日は珍しく新潟も雪が積もったので
しほちゃん、あかりちゃんと一緒に
雪上EDの練習をしようということになりました。

が。

雪上ED
CRM50で二人にぜんぜん敵いません。コーナー下手すぎ!

敵討ち
あんまり悔しいので、Beta200に乗り換えて
50のあかりちゃんを追い掛け回す大人気ない私。

あ~、すっきりした。( ̄▽ ̄)ノ″

その様子を見て
「かまたさんがあんな笑顔でバイクに乗っているの初めて見ました。
トライアルよりずっと楽しそうですよ。
そっちにしたらどうですか。ハハハハ」とミヤザキさん、退場。

つーか、笑いながらトライアルしている人、
見たことないんですけど。( ̄∀ ̄;)汗


翌日曜日も、朝7時河川敷。
雪は降っていませんが、昨日よりさらに寒い!

朝イチ、Betaのエンジンが少しかぶり気味だったので
プラグを交換して、アクセルを「ブーーーーン」と吹かしていたら、

きゅっ!(・・・・・・・・・静寂)

ウッソー━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!

Beta故障
エンジン焼きついてしまいました!ダメージ確認中の@BOSS。

運良くキックが降り、エンジンもかかったので、
15万円コース(泣)は免れたようですが
一応入院させた方がよいかも・・・・・・。

ということで、今日は@BOSSの250を借りて
練習をすることになりました。
250でフロントアップかぁ・・・・と思いましたが
借りてみると、バイクが軽い!こんなに軽かったっけ?
200に乗る前に、怖いと思った感じがまったくありません。

では昨日のおさらいでフロントアップの練習です。

ブロックの手前に、ここでフロントを上げるというきっかけのラインを引き、
下から上へ向かってアクセルを開ける!のゼスチャーをするミヤザキさん。
下から上へ、下から上へ・・・・行きまっす!

わーっ!フロントが上げやすい。(気がする。)

「"わー!"なんて声を出したらいけません。
体が硬くなってしまいます。
危ないと思ったら、リアブレーキを踏む!」

そう言いながら、今度はフロントが降りるあたりに棒で線を引き、
「ここでリアブレーキでしっかり停止してください。
止まれるようになれば、安心して開けられるんです。」

下から上へ、アクセルを開けて
降りたらリアブレーキをキュッと踏みながら、ひざを軽く入れて停止。
その後何度やったか覚えていません。

それにしても、昨日の模擬雪上EDで
CRM50のアクセルを開けた気持ちいい余韻が残っているのか
今までに比べて、今日はフロントアップでも、アクセルをブン!と
気持ちよく開けられる気がします。
(たとえ75ccしか使っていなくても!)

この日は午後1時から「総会」ということで
私としほちゃん、あかりちゃん以外は、
仮設テントでミーティングに入ったので
私たち3人はご飯を食べた後、再び雪の上の追いかけっこをしました。

その後、総会も終わって、もう少し練習時間がありましたが
朝からフロントアップをしている私は、もうヘロヘロ。


練習後、Beta200はミヤザキ病院へ入院しました。(泣)

ブッチー
受付兼、看護士ブッチー。

今日は@BOSSの250を借りましたが
しばらく200が直らなかったら、
来週はBeta250で練習することになるかもしれません。

以前はパワーがありすぎて扱いにくいと思っていた250ですが
今はどんな印象に変わっているでしょう。

あまり想像できませんが、とりあえず今日も
スクワットの練習にかかりたいと思います。

投稿者:かまた  posted at : 19:40 | コメント (13)

  

2008年12月09日

フロントアップ

土曜の夜は一晩中雪が降っていたようです。
朝起きたら、私の住む町は30cmくらい積もっていました。
でも、新潟の中でも豪雪地で知られる地域なので
もしかして他のエリアは大丈夫かも、とはかない期待をかけて
トランポで出発しました。

河川敷へ行けば屋根はあるのですが、
パークで練習したいというさやか嬢の希望で、まずはパークへ。

積雪30cm
パークへ向かう道。これじゃあ熊も冬眠していることでしょう。(泣)

こんな景色の中、車で走っていると
こんな日にバイクなんてありえない!と思ってしまいますが
気が滅入りそうになったら
この「姫丸さんのブログ」を読むことにしています。

読みました?すごいでしょう?この「有言実行」の潔さ!
これを読むだけで、心が「ボッ!」と引火する私。
レベルもカテゴリーも全然違うけれど
冬だろうと雪だろうと、「姫丸さんが乗るなら、私も乗る!」
右手を高く掲げてしまうのでした。

さて、パークを通って見ると・・・。

パーク
そこには水墨画の世界が広がっていました。(泣)

南斜面だから、解けるのは早いでしょうけれど
今日のところは無理と判断して
河川敷へと向かうことにしました。

高速に乗ると、新潟市へ向かうにしたがって
雪もなくなり、太陽も顔を出してきました。

新潟
これが同じ新潟県だなんて・・・なんだか不公平です。

河川敷は昨日と違って、たくさんの人が練習していました。
青ファミさんの師匠、ミヤザキさんの姿も。
(国際A級宮崎選手のお父上です。)

今日こそは、さやか嬢との約束を守り
午後からはインド料理店へ行く予定なので
早く練習を始めなくちゃ、とエンジンをかけた途端・・・

パンッ!
とエンジン付近で、爆発音がして
エンジンカバーが割れてしまいました。(泣)

ミヤザキさん
すみません、ミヤザキさん。お世話になります。

どうやら、給油した時にこぼれたガソリンが気化して
バックファイヤーで引火したらしいのですが
カバー以外は無傷でした。よかった。気をつけます。

さっそくミヤザキさんが8の字でキャンバーターンを教えてくださいました。
ターンの時にスパッとバイクを倒せない私に、

「なかなか上手にならない人はどういう人か、知っていますか?」
・・・・・・・・え~と。
「『怖がり 』です!」
は、はい!!!( ̄∀ ̄;)汗

「でも、ターンの練習ばかりしてもつまらないでしょうから
(いえ、そんなことないですが・・・)
フロントアップをしましょう。できますか?」
できません。( ̄∀ ̄;)汗
「アクセルを開ければフロントは上がります。
フロントサスを縮めたりしなくても上がります。
じゃ、ここ(と砂に線を引いて)でアクセルを開けて上げてみてください。」

・・・・・・あがりません。

「も~~、怖がりだなあ~!
じゃあ、ひざを入れてみましょう、こうです。はい!」

お、タイミングが合うと、少しフロントが上がり始めました。
するとミヤザキさんは大きなブロックを持ってきて
「ではこれを越えてみてください。」

ブロックをおいた途端にきっかけとする位置とタイミングがわからなくなり
さっきまで上がったフロントが、上がらなくなったりしましたが
何回か繰り返すうちに、タイミングが合うことが多くなってきました。
わーい、と思いながらUターンしてもう一度、と振り返ってみると、
・・・ブロックが2段になっていました。Σ( ̄⊥ ̄lll)

障害物がないときは、十分それを乗り越える高さまで上がっているくせに
障害物ができた途端に、心にまでハードルができる怖がりな私。

でもこれも何回かでタイミングが合って、越えられるようになりました。
そして振り向くと・・・・・
ブロックが3段になっているではありませんか。Σ(|||`□´|||)

私は牛若丸か!

残念ながらこの日、来る途中でカメラが壊れて、
上下逆に写ったり、音声が入らなくなってしまいましたが
@BOSSがなんとか撮ってくれたムービーです。
ズバッと上手く行ったときの映像は撮れませんでしたが、
ミヤザキさんのご指導の様子がおわかりいただければ・・・。


音声は入っていませんが、実際にも別に声は出さないで
ゼスチャーで私に伝えるミヤザキさん。
「ここ!ここで、空に向かって飛んでいくつもりで、
バーンとアクセルを開けるんだよ、バーンと!!」の意。

「ただの斜面だと思ってください。いいですか!
大事なことは、フロントが上がった後、
リアタイヤが当たるのを感じてくださいね。
リアがグリップするわけだから、どんなに開けても
棹立ちになることはありません。」


う~ん、イマイチ。

「できるまで帰しませんよ。
あなたまだ排気量25ccしか使っていません。
10分の1ですよ、10分の1!」

ぐやじいいいいいいいいいいい!!!!!!

悔しさが恐怖に勝ると、勇気に変わります。(byかまた)

ええ、開けてやろーじゃないですか。
えい!ブン!
すると、フロントがふわっと上を向いて、
確かにリアタイヤがトンとブロックに当たるのがわかりました。
できた?もしかして。

振り向くと、ミヤザキさんと青パパさんが
ニコニコして、腕で大きな丸を出してくれました。
やったー!

「はい、あと150回くらいやってください。」

あ~、こういう練習久しぶり!!!!
こうなると、150回といわれようと、1500回といわれようと
何回だってやってやる~!と心にガソリン、違った
アドレナリンが充満してしまう私。

かまたM子、復活!

だったのですが。
今日こそはインド料理を食べにいかないと
さやか嬢がぐれてしまいそうなので
ミヤザキさんにお礼を言って、後ろ髪を引かれつつ河川敷を後にしました。

ミヤザキさん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いします。

インド料理
横越のインド料理店Mayaa(マヤァ)

ラッシーを飲もうと手を伸ばしたら、腕があがりません。
今頃になって筋肉痛か。

このへんが小学生とは明らかに違うところです。( ̄∀ ̄;)汗

投稿者:かまた  posted at : 00:29 | コメント (11)