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2007年10月25日

プチ練:片手アイドリング発進2

夕方のプチ練の時間をとるのがなかなか難しいので
教習の予約が取れなかった今日は
会社が始まるまでの1時間、一人、駐車場で
先日のアイドリング発進&停止を練習しました。

しかしこの時間帯って、車通りが激しいんですね・・・( ̄∀ ̄;)汗
人々が好奇な目で見てる・・(気がする・・・)

片手アイドリング発進
(一人で練習すると写真がとれないので、これは前回の↑)

右手は使わないので、腰または腿の上におきます。
1速のまましっかりとニーグリップをして、
左手の半クラッチのみでアイドリング発進、
半周走ったら、リアブレーキのみでの停止。
この時、バランスを保ち、バイクをしっかりと直立させ
完全停止をしてから左足を地面に着ける。

ついでながら、私はあまりにも試験本番が弱いので
今日は練習に自分なりに負荷をかけてみました。

発進~低速で半周~完全垂直停止。
これが10回連続でできたら、練習終わり。
1回でも失敗したら、また1から数えなおし。

1回できて、2回目にできないなら
たぶん試験(こんなこと試験には出ませんが)や公道では
できない方が当たり前。
「できる」というからには10回中10回できてこそ、と
さっそく練習を開始しました。
早ければ10分で終わる練習です。

一応試験に臨むという練習も兼ねて
頭の中で1回目の開始時に
「はい、ではかまたさん、スタートしてください」という
聞きなれた試験官のスピーカーの声を想像し
これは試験だ!一回も失敗してはダメだ!と
練習を始めたのですが・・・。

1回、2回、・・・あ、着足が早い、
1回、2回、3回・・・ん、今のもちょっと早かった・・
こうして失敗するたびに、ここにはいないはずの
@BOSS教官の怒声が聞こえる・・(気がする・・・)

7回までは連続でできたのですが
どうしても10回連続ができず
1時間練習してとうとうタイムリミット。
「不合格」ですね・・・・。

どんな状態でもできることが「身につく」ということ。
中型試験の時に試験官に言われた言葉がよみがえります。

1回も失敗しない。
まずはこれができるようになりたいと思います。

このアイドリング発進&停止の練習と
50ccでバランス感覚を養う練習は、
@BOSS教官から、バイクという乗り物を身に着けるための
「とても大切な基礎練習のひとつ」と言われています。

全国の(またはご近所の)バイクビギナーのみなさん。
ぜひ挑戦してみてください。

投稿者:かまた  posted at : 15:19 | コメント (7)

  

2007年10月08日

プチ練:アイドリング発進

会社の駐車場でプチ練をするときに
バイクの2mくらい先に車や建物があると
「もし発進時にアクセルを開けすぎて激突したら・・・」
という恐怖が頭をもたげてきて
ついつい、降りて後ろに下がってから発進するか
両足をバタバタ着きながら曲がってから
広いところに出て発進をしていました。

すると@BOSS教官から厳しいお叱りが。

「バイクは少しでも動けば自立する乗り物なんだから
半クラッチで発進したら、すぐにステップに足を上げて
乗ってしまえばいいんだよ!
逆に、いつまでも足を乗せないでいる方が危ないだろうが!
自分の都合でバイクの動きの邪魔をするな!」

というわけで、これを克服するために
半クラッチとリアブレーキのみを使って
アイドリングからの、発進、コーナリング、
そして、リアブレーキで停止をする練習となりました。

アイドリング発進

アクセルとフロントブレーキは使わないので、
右手はハンドルから離し太ももか腰の上へおきます。
その姿勢で、車体をまっすぐに立てて、
半クラッチでそっと発進をします。

まずはアイドル走行に慣れるために
停止しないでパイロンの周りを
左手だけでぐるぐると回り、
慣れてきたら、ゆっくりと
「発進 → コーナー → 停止」を繰り返します。

気を抜いて、半クラッチの加減を間違えたり
停止時にしっかりとリアブレーキを踏まなかったりするとこの通り。
おかげで引き起こしがすっかり上手になりました。( ̄∀ ̄;)汗
(swfムービー 444k)

最初のうちは、つい足を着いてしまったり
右手をハンドルに添えてしまったり。
でもこれらは、バイクの機能から考えても
私の「なんとなく怖い」という気持ちの問題。

しっかりとニーグリップして、姿勢をきちんと保って
クラッチ操作を丁寧にやれば
バイクはぐらつかないで、走り出してくれます。
最初のうちは、上半身がガチガチですが
慣れてくると、だんだん上半身の力は抜けてきます。
(swfムービー 800k)

道行く人も心配そうに見ていますね・・・・(^_^;)

停止時にリアブレーキをしっかり踏んでいないので
車体がふらついて、左足で支えようとしてしまいます。
しっかりと止まるつもりでリアブレーキをぎゅぅぅっと踏むと
バイクが直立で静止して、
その後に左足をそっと下ろすのが正しいのですが・・・。

この練習のあとに、
最初に書いた「その場ですぐに発進する」をやってみると
ずっと楽に出来るようになりました。
でもまだまだ「ラクラク~♪」というわけではありません。
折を見て、繰り返し練習したいと思います。

また、私の場合アイドルでの走行は
まだ同じ方向に回ることしかできませんが
その内に@BOSS教官がやっているように
8の字を左手だけでゆっくりとできるように
つまり、自在に思う方向に進めるように
練習していこうと思います。


【ブログを読んで下さる皆様へ】

(以下、@BOSSからの寄稿文です。)

昨晩、訃報が流れました。

世界グランプリでも活躍した阿部典史選手(ノリック)の死。

2車線の一般道で、禁止にも関わらず突然Uターンしたトラックに
巻き込まれてしまったそうです。
ノリックほどの選手でも・・・なのです。
昨日のコメントで、「危険がいっぱい一般道」と書いたばかりでした。
実際、レース場でどんなにスピードを出して競いあっていても、
技量が伴う選手同士が、ルールを守って戦っているので、
転倒はあっても、事故死の率は一般道の「何万分の一」以下だと思います。

自分がどんなに気をつけていても、
一般道での突発的な貰い事故ほど怖いものはありません。
バイクは生身の人間がむき出しになっている乗り物です。
昨日も書きました「 技術的武装 」の他に
どんなにチョイ乗りのつもりでも、
一般道に繰り出すときは、ヘルメットはもちろん、
グローブ、ブーツ、膝とすねのガード、肘ガード
そして、可能であれば、肩と胸、脊髄のガードも
身に着けて走りましょう。

そして、機会があれば、危険回避の練習も行って、
常に、目の前に突然現れるかも知れない危険に備えた
予知ライディングで、バイクライフを楽しく維持しましょう。

阿部典史選手のご冥福を、心より、お祈りいたします。

投稿者:かまた  posted at : 08:15 | コメント (14)