2010年05月12日
KTM85でお山遊び
【土曜日:しどきで比較】

♪緑の中を走りぬけてく「それいけウトロ号」。

車高の高い@BOSSのKTMに挟まれた、
見慣れない小さなオレンジ色のマシン。
それは・・・・・・。
話は前の晩にさかのぼります。
金曜日、仕事を終えて、関越道を走る私たち。

夕暮れの空には大きな虹がかかっています。何かの前兆??
目的地についたのはもうすっかり遅く。
夕食もたべずに待っていてくれたミワ家のお二人。
実はGWに乗せてもらったマシン、
doronqoさまが以前練習に使っていたというKTM85を
私の練習マシンとして譲っていただけることになったのです。

雨が降る中、贈呈式が行われました。
本当にありがとうございます。
・・・・ってか、この軍手じゃなくて、
EUさまの肘にある、そのKTMのバッグを
お渡し頂きたいのですが。^^;
「少しくらい寄っていきますよね・・・?」
雨にぬれた仔犬のような目で私たちを見るdoronqoさま。
お邪魔したいのは山々でしたが、
到着がかなり遅くなってしまったことと、
私たちが寄ると、週末の山都2DAYSを控えたお二人の
明日という日を奪ってしまう可能性が100%あるので
今夜はこのまま出発することにします。
そんな私たちに、doronqoさまが、
たった今焼きあがったばかりの、ほかほかパウンドケーキを
お土産にと持たせてくれました。(TдT)
ありがとうございます。また来ます。
私も、まるで久しぶりに帰省したふるさとを出発する時ように
きゅ~んとなりながら、ミワ家を後にしました。
こうして、KTM85がサロン・ド・アトラスにやってきたのでした。

土曜日は、まずKTM85に慣れるという目的のもと、
いつものしどきのミニコースにやってきました。

チェーンがだいぶ伸びていたので、コマを1個取って短くすることに。
Noriさんのコメントのせいおかげか、
今回@BOSSは一切手を出しませんでした。
何とかかんとか自分でやり終えたものの、1時間以上かかりました。
では、さっそくビギナーズ広場で基本練習。

軽い!プラスチックのバイクに乗っているみたいです。
でも、CRFと違って、加速感がすぐついてきません。
半クラッチを使うように言われるものの、
ブレーキをかけた後に、すぐ加速!というレスポンスが難しく
ちゃんと合わせてあげられないと、
モーモー言って失速してしまいます。(TдT)
1時間ほどスクエアをして、少しだけ慣れてきたところで
ミニコースを走ってみることにしました。
私がミニコースを走り始めたら、
同じKTM(たぶん65)に乗ったキッズがやってきました。
明らかに絡んできているようす。( ̄∀ ̄;)ピキ
しかも、彼の方が本当は速いのに、
セーブしながらついて来ているみたいです。
同じ距離を保たれて「おらおら~!」ともて遊ばれているらしい私。
でも、誰かとこうして走るのはやっぱり楽しいですね。
以前も書いたけれど、特にキッズは「追いかけろ」と言われたら
余計なことを考えずに、とにかく追いかけてくるので
こちらも必死になって走り、よい練習になります。
彼のおかげでだんだん私もスピードを出せるようになって
最初の頃よりもメリハリをつけてシフトチェンジができるようになりました。
@BOSSにタイムを計ってもらったら、
最初の頃は1分10秒以上かかっていたけれど、
後半は平均で1分4秒くらい。
CRF150のベストタイムが1分2秒だから
速さだけで言うと、あまり違いはなくなってきました。
では何が違うかというと、ビギナーズ広場でも感じたとおり
CRF150は4ストでトルクがあるので
開けたとたんにグィーン!とすぐにスピードに乗りますが
KTM85は2ストなので、一度スピードが落ちると
次に乗せるまでに引っ張ってあげないとついてきません。
いつも良いシフトで走ってあげないと、すぐにかぶってしまいます。
だから、シフトチェンジが忙しい、忙しい。
シフトチェンジがうまくできると速いバイクだけど、
うまくできないとモーモー煙をたてて走る遅いバイクに。
CRFはテケトーなシフトでも、バイクの力で楽々走ってくれるので
私はいつも楽をしながら走っていたんだなあと思い知らされました。

ただ、KTM85はうまくパワーバンドに入ると
思わぬスピードが出て、コーナーによってはCRFより速いかも。
あと、車体が軽いからか、疲れず長時間乗れるみたいです。
何よりキックが異様に軽いので、転んだ後が楽。
今日の結論。
しどきのコースを速く楽に走れるのはCRF150ですが、
KTM85の操作にもう少し慣れたら
どっちが速いかはわかりません。
重厚な加速感はないけれど、軽快で楽しいマシンです。
開け開けで走れるようになったら、面白いんだろうなあ。
以上ですが、そんな結論でよかったんだろーか??
【日曜日:お山遊び】
翌日もしどきにするか、どうするか@BOSSと相談しました。
本当は、KTM85とCRF150の違いをもっと知るために
今度はMXコースではなく、もっとデコボコしたところを走って
2台を比べてみたいのですが、
何しろ骨折している@BOSSが乗れるかどうかわからないので・・・。
が、@BOSSが、テーピングをしっかりして
あまり無理をしなければ大丈夫、というので
日曜日はしどきと新潟の丁度中間点にある、
「チーズナッツパーク」に行ってみることにしました。
チーズナッツといえば、去年のWOMEN'S Xで初めて走り、
みごとに玉砕した「お山」です。(泣)
毎週しどきに行く度に通り過ぎていますが、
あれから一度も寄ってみたことはありません。

いつもなら、磐梯山を左手に見て走るのですが、
今日は新鮮な朝の景色です。
チーズナッツパークは事前に問い合わせをして
5人以上の走行者がいない場合はフリー走行ができないのですが
この日は芋おやじさまたちが一日作業をされるということで
走りに来ても大丈夫、と言っていただいていました。

・・・にしても、か、貸切????^^;

昨日のしどきでは乗りませんでしたが、
今日は@BOSSも軽~く付き添いとして走ってみるため
テーピングだけでなく、添え木をして固定しています。
添え木代わりはハーゲンダッツのスプーンだそうです。^^;

3年越しという池の埋め立て作業をされる芋おやじさま。
去年のWOMEN'S Xの前日スクール、
「絶対一周させますクラス」では本当にお世話になりました。
途中、作業の手を休めて、私たちのところに来てくださり
チーズナッツやY2がどんなふうに出来てきたか、
どんな方たちに支えられているのか、
いろいろな話を聞かせてくださいました。
こうした作業はすべて、チーズナッツと山遊びを愛する
ボランティアの皆さんで行われているのだそうです。

途中で乗り比べられるようにと、とりあえず
私がKTM85、@BOSSがCRF150に乗って出発します。

金曜日にdoronqoさまから頂いた「黒糖パウンド」で
腹ごしらえをして、いざ!
昨日のしどき練習の最後の方では、
2ストをパイーンと引っ張って走ることが
ちょっとだけできるようになりましたが
今日は手負いの@BOSSを気遣って(うそ)
林道を走るときと同じように、
デコボコ道をトコトコと「アクセル全閉」で走る私。
同じ「トコトコ」ではありますが、
CRF150はやっぱり力がありますね。
でも私は、こうしたデコボコ道では
軽いKTM85の方が気軽に乗れる感じです。
車体が小さい分、足つきもいいし、
転んだときの引き起こしが楽なことも大きな利点です。

道を間違えて進んだらしく、目の前の道がなくなって
これを行き止まりとするか、前へ進むか@BOSSに問うたところ、
「進め」というゼスチャー。( ̄∀ ̄;)マジ?
ということで、垂直に見える坂を下らなければならなくなった私が
いっぱいいっぱいにテンパっている写真です。
(残念ながら、骨折の@BOSSはこの後サポートについてくれたので
私の見事な転倒のムービーはありません。^^;)
分岐のたび、道に迷いながらも2周ほど走ったあとは、
ヒルクライムをしたり、泥の中を走ったり、楽しい「お山遊び」。

転んだり。

はまったり。

後ろに落ちたり。
それにしてもKTM85は、本当に楽しいバイクです。
これだけ(実際にはこの何倍も)転んでも、転んでも、
楽しくて何度でも挑戦したくなるんだもの。
これまでのブログを読んでくださっている方はよくご存知の通り
私がこうした練習をするとき、決死の覚悟で挑戦したり
骨は折らなくても、心が折れてしまうことが多かったのですが
今日は全く、めげたり、くじけたりすることはありませんでした。
そこが今回感じた、CRF150と一番違うところかも。
もちろんCRF150の「ブォン!」というトルク感は大好きですし、
@BOSSは、登りは力のあるCRF150の方が楽だといいますが、
それはそれで、MXコースを走りこんでいくとして、
こうした気軽な山遊びは、やっぱり軽いKTM85がいいかな。
doronqoさま、大切なマシンを譲ってくれてありがとうございます。
大事にしますが、車庫にしまってはおきません。
これからこのバイクで、いろんなところを走って遊びたいと思います。
片付けながら@BOSSも、
「昔を思い出すなあ。俺もモトクロスを始めたばかりの頃、
ちょうど初上陸だったスーパークロスのライダーの練習法を真似て
クラブの先輩と、モトクロスコース脇の自然の地形の中を
ワイワイ言いながら、こういう山遊びみたいな感覚で、
『登れるか!?』とか、『飛べるか!?』とか言って
トライアルごっこみたいな挑戦をしながら、自然とバイクに慣れたっけ。
今日登った急坂も、最初はダメでも、何回かやってできるようになると
あ、こういうところは行けるんだ、って自分で思えるでしょ?
そういうものを、遊びながらどんどん増やしていけばいいんだよ。」

帰り道、チーズナッツの出入口に並ぶ桜たちが
西日を浴びて「また来てね」と手を振っているようでした。
うん、また来るね。たぶん、これから何度も。
心残りは、ただ一つ、
いぐべ父ちゃんに会えなかったことだべした・・・。