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2019年05月10日

湯布院ラリー2019 Day2

3月23日 DAY2

湯布院ラリーは希望に応じて車泊の方とゆうゆう館内泊の方がいます。
昨夜はウトロンと初めての車泊でしたが、トランポの窓を締め切って寝たらウトロンが暑がってゴソゴソし、私も寝たり起きたり。


夜が明けてうっすら明るくなった頃に車の外へ出ると、麻生さんが直してくださったセローがトランポの脇に置いてありました。
麻生さん、本当にありがとうございました!
ブリーフィングが始まる前に、マップを付けて増し締めをして、パルクフェルメに入れなくては。


手前にあるセロー225が、今回クラッチのドナーとなってくださった高宮さんのマシンです。
高宮さん、まだお会いしたことはありませんが、本当にありがとうございます。


6時30分、朝食。
朝食はスタッフの方が作ってくださった目玉焼きにお味噌汁。
(確かサラダとかお漬物とか、もっといろいろあったはず^^;)


7時、ブリーフィング。
今日は約320kmのルートに、SSが5つとCPが2つという超タイトなスケジュール。
また昨日みたいなガレガレSSなのでしょうか・・・( ̄∀ ̄;)汗

出発前、
「今日のハードなスケジュールだと、私なんかはまた昨日みたいに遅くなりそうだなあ。」
とぢゅんちゃんに言ったら、
「目標を立てれば、だいたいそのとおりになるから。
俺の今日の目標は、最後のSSに暗くなる前、4時くらいには入る!」
目標を立てないまま進むと、なし崩し的に時間を使ってしまいそうだけど、自分で目標を決めればそうなっていく。
なるほど、確かにそのとおりかも。
じゃあ私の目標は『明るいうちに帰ってくる!』

昨日はSS不通過とマキシマムタイム遅れのダブルペナルティをもらったので、本日は最後尾スタート。
途中できるだけ休まないで、少しでも前に前に進みたいと思います。


出発前、麻生さんがオイルを注ぎ足しして下さったのですが、それを世界の菅原会長にマシンを支えて手伝って頂くという罰当たりな私・・・^^;;


その写真を撮ってくださった梶山さんは、Day1でリタイアとなってリザルトから名前は消えてしまいましたが、今日も同じルートをマップに沿って走るということで、私の更に後ろからスタートです。

この日最初のSS、SS4のCP100地点に行くとスタッフの方が、
「一般車両が入ってしまったためにこのSSはキャンセルとなりました。
ですので単に通過するだけとなりますが、対向車に気をつけて。」
一分一秒で順位を争っている方にSSキャンセルは残念なことかと思いますが、
「ああ、車が通れる道なのか。」
と私がちょっとだけホッとしたことはヒミツです。


続くSS5は、昨日私が走らなかったSS3の逆走(だったかな?)。
後半はターマックとなり、そこに50〜60cm級の石がゴロゴロ落ちています。
本来であればタイムを競うSSではありますが、私はタイムも順位も関係なく、とにかく無事に無難に抜けることだけを心がけました^^;


これはSS内で公式カメラマンさんが撮ってくださった写真。


直前までは「ヒー、転びませんように!」と走っているくせに、カメラマンさんを見つけると「キリッ!」としてみせるのは私だけではないはず。笑

午前中のSSを3つ(内1つはキャンセル)終えて、11時10分、CP1に到着。(CP開設は10時〜11時30分)


スタッフの方がひとりひとりの到着をカメラに収めてくださいましたが、こちらは到着にホッとして緊張感ゼロ^^;
ここは昨日のCPと同じ場所でした。


CPスタッフの皆様と。


少し早めのお昼ご飯をとっていらっしゃる方たちも。

大陸を何百kmもひた走る北海道4daysとは対象的に、湯布院ラリーはある程度限られたエリアの中で、同じルートをコマ図で逆走させたり、同じ施設をCPに使ったりしながら、その中でSSを何本も織り込んで3日間が構成されているようです。
他の皆さんから遅れた、離れたと思っても、またこうして一緒になることも。

ですが、これ↓はちょっとレアなケース。


142km付近で、トップグループの方たちが固まっていらっしゃいました。
コマ図にあるはずの道が見つからず、もう1時間以上探し回っているそうです。
CPでゆっくりされていた方たちも追いつき、かなりの台数になったところで、加地さんがオフィシャルに連絡。
コマ図の記載ミスとわかり、オンルートへの行き方を確認して、そこにいた全員が情報を共有して出発。
私にとっては思わぬラッキーなタイムコントロールとなりました。

その後は阿蘇のカルデラ地帯を駆け抜ける長いリエゾン。
阿蘇特有の雄大な景色が目の前に広がりましたが、あまりの寒さに景色を楽しむ余裕も写真を撮る余裕もありませんでした(TωT)/

なので、


金子センセイのFBのタイムラインと、


哲さんのFBのタイムラインから(勝手に)写真を拝借。
この場を借りて御礼申し上げます(−人−)


14時40分、CP2を通過。(開設時間は14時〜17時)

そしていよいよ、湯布院ラリーのプロモーション動画に出てくる、ドローンが飛ぶあの広大なSS7へ!


こちらは昨年の「湯布院ラリー2018」のプロモーション動画です。

阿蘇を走ったリエゾンのアベレージがわりと速かったらしく、SS7には結構早めに着いたようです。
この調子で行くと、今朝ぢゅんちゃんに今日の目標として言ったとおり、明るいうちにビバークに帰れたりして!


私がSS7に入った頃は、トップグループの皆さんが走り終え、その次のグループの方たちが写真の地点でスタック車が抜けるのを順番待ちしている状況でした。

10分・・・20分・・・

もうここがSSだったことを忘れそうなくらい時間が経ちました。
ですが、待っても待っても道は開かず。
根っこが出ていて、かなりの難所になっているらしく、負傷者も出た模様。
そうこうしているとオフィシャルの皆さんがコーステープを変更し、迂回ルートを作り始めました。

「コースが変更になります。
こちらから降りて、先へ進んでください!」


うわ〜!
こんな大自然の中を走ることができる機会に感謝して進まなくちゃ!


そう思ったのは最初だけ。


あの気持ちの良いプロモーション動画は、走れる一部の方たちによる、広大なコースの一部の映像であり、走れない私にとってここは、今回の全SSの中で一番たくさん転びまくり、引き起こしでご迷惑をおかけしまくるSSとなりました。(TωT)/

後から来た方は、このSSに入れなかった方もいらっしゃったり、途中で抜けたかたもいらっしゃるようですが、


セセセセーフ!!!崖落ち寸前!( ̄∀ ̄;)汗

いっそ私も入らずに済ませたかったかも・・・(TωT)

(と、ラリー当時は思いましたが、今思い返せば、やっぱりあのSS7を走らせて頂いたことは、湯布院に参加した素晴らしい思い出になっています。
あとは私があれくらいのところを楽しく走れるようになればいいだけで・・・)

※最終的にこのSS7は、無事SS-OUTしたトップグループ以外、ルート変更やSSに入れなかった方など様々な状況から16位以降は一律同タイムという裁定となりました。

Mikiさん、水上お父さんに引き起こしでお世話をかけまくりながら、ものすごい時間をかけてなんとかSS-OUTしたのはなんと17時半過ぎ。(TωT)

そこから40km離れた最後のSS8は、


当然真っ暗なナイトSSに・゚・(ノД`)ヽ

SSの中で、オンルートをを探す5〜6台の皆さんと一緒になりました。
暗いのとかなりの藪こぎで、右に入るというコースがわかりません。
先を見に行かれた方が、「行き止まりだった。こっちは違う!」
「するとこっちか!?」という上りの道はガレガレで危険極まりなく、すでに通過したはずの方のタイヤ痕があるような、ないような。。。
「行ってみて引き返した跡じゃないか?」
みんなで右往左往しながらようやく「これだ!」という道を見つけるまで約20分。
(確かここ、SSでしたよね??)


道を探すのに行ったり来たりする間に転倒するし・・・

出口までは約4km。
大きな石がゴロゴロする真っ暗な林道を、とにかく無事に抜けられますようにと気をつけて走りました。
万一私に何かあった時にと、後ろを走ってくださった#69ハンターカブ山田さん、本当にありがとうございました!(TωT)/


なんとかマキシマムタイムぎりぎりでビバークへ帰着。
本日はノーペナルティでしたが、たくさんの方に助けていただいての帰還です。
相変わらず情けない走りだったけど、明日も走れることに感謝です。


夜21時、ようやく食事。
たぶん、いろんな話をお聞きなのでしょう。
私を見た薫さんが、
「よう頑張った!」
と肩をがっしり支えてくださった時は涙が出るくらい嬉しかったです。


夕食は、大分名物のとり天、だんご汁、炊き込みご飯、肉じゃが、etc.
どれも全部味しかったです。
疲れたカラダとココロがほっこりしました。


いよいよ明日は最終日。
湯布院ラリー名物の川床渡りがあります。
どうかどうかグランドゴールをして、ウトロンと一緒に無事に新潟へ戻れますように!

投稿者:かまた  2019年05月10日 19:18

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