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2018年07月23日

北海道4days 2018 Day0

7月13日〜16日はSSER主催の「北海道4days」に参戦してきました。

これはその参戦記です。

「北海道4days」は、バイクの免許をとってすぐ、オフロードは愚か、舗装路すらもろくに走ったこともないまま@BOSSに促されてCRM250でエキペリ部門にエントリーし、立ちごけによる鎖骨骨折でリタイアした思い出の2008年の大会から、私のバイク日記の中でも毎年大きな布石となっている、思い入れの深いラリーです。

参加するのはこれで5回目。
今年はどんな出会い、どんなドラマが待っているでしょうか。


【Day-0 準備〜ラリー前日】

菅原会長から譲っていただいたSUGAWARAセローで北4を走るのもこれで3回目。

これまで一度もパンクというものをしたことがない私ですが、GSキャンプミーティングのコマ図ツーリングでセローのリアタイヤを初めてパンクし、自分が「奇跡の人」ではないという事実を知りました。
今更ながら、このまま北4に出るのはまずい!ということで、セローでラリーに何度も出ている尚人さんやナックさんにいろいろアドバイスを頂いて(尚人さん、ナックさん、ありがとうございました(-人-))、今回はSUGAWARAセローのリアタイヤをチューブレスにすることに。


早速トラタイヤを買って、


チューブレス用のパンク修理キット等も用意しました。

今回の準備で@BOSSはセローのチューブレス化だけ手伝ってくれることになっていて、ラリー出発の2日前、忙しい中で朝の小一時間をそれに当ててくれていたのですが、



どうしてもチェーンのコマ数が半コマ合いません。
@BOSSの眉間のしわが深くなっていきます。。。(((( ̄∀ ̄;)汗

どうやら超カスタム仕様のSUGAWARAセローに取り付けられたアルミのスイングアームはノーマルのそれより少しだけ短いらしいことがわかったのはもうお昼近く。


FBで半コマだけのチェーンがあることを知ったものの、時すでに遅く。
結局はMT21にチューブを入れるいつもの仕様に。

「俺はこれ以上手伝わんからな!
あとは自分でやれ!」

ははー!m(_ _)m

というわけで、あとは自分でできる数少ないメンテに取りかかります。


ICOの電池を交換して、水が入らないようにコーキング。


エアフィルター交換。うっわ〜、ひど・・・( ̄∀ ̄;)汗


オイルフィルター交換。ひ〜〜( ̄∀ ̄;)汗


オイル交換。どろどろ・・・( ̄∀ ̄;)汗
菅原会長にはお見せできない写真の数々。。。


新鮮なオイルを1.3リッター。


去年なめさせてしまったドレインボルトも交換してワイヤリング、etc.etc.

そして迎えた7月11日、出発の朝。

全荷重OKになったとはいえ、GWのTBIでの骨折が完治していない@BOSSは、今回サポートカー部門にエントリーしたわけですが、@BOSSのサポートで出れる機会なんて、おそらくめったにないでしょう。
せっかくなので一緒にサポートカーを利用する方を募集したところ、


この方たちが手をあげました。
プラス、現地で合流する方を合わせて
北海道4days2018版「チームウトロンwithアトラスネット」を結成。
どうぞよろしくお願いします!

マシンをトランポに預けて、仕事にとんぼ返りした島田さんを見送り、私たちは新潟港へ。


11時45分、出港。


ウトロンはペットルームという名の監獄へ(TωT)
安全のための規則とはいえ、これじゃ虐待ですよ・・・
ごめんね、あとでデッキのドッグランに出してあげるからね。


かわいそうなウトロンをよそに、まずは無事に浮世を離れて北海道へ向かうことができたことに乾杯!


その後、ウトロンをドッグランへ。
またあの中へ戻されるとは思ってもいないようすのウトロン。
思いっ切り束の間の自由を味わってくれい。(TωT)/


どよ〜ん。。。


昼食、夕食はともにフェリー内のレストランで。
こうした時間も大切な旅の思い出です^_^

翌朝4時、小樽港に到着。


5時、鱗友朝市にある食堂「のんのん」さんへ。
昨年閉店すると聞いていましたが、今年も営業されていました。


3人は小樽丼を、


私は鮭親子丼を注文。

朝食を食べ終わった後も時間は十分あるし、あまり早く会場に着いてもしかたないので、ニッカウヰスキー工場経由、夕張メロン半玉を使った豪華ソフトクリーム「サンタのひげ」を食べに行こうということに。

ところが。

突然、
「あれ?ブレーキが!」と@BOSS。
えっ??
そして、峠道の下り坂を無事に降りきったところで停止。
リアブレーキから煙が出ていました。


どうやらブレーキパイプから油が漏れているようす。
ブレーキが利かないままでは、ここからスタート地点までの芦別までどころか、サポートカーとしての4日間の全員の予定まですべて狂ってしまいます。
「サンタのひげ」どころではありません。

まずは「原因確認と修理」の為に、すぐに一番近い(といっても50km先)UDトラックに電話をして、営業中であることを確認。
電話で症状を伝えるも「ともかく見てみないと。」という返答でした。

とりあえずそのUDトラックさんに向かい始めましたが、そこで修理にどれくらい時間がかかるかわかりません。
それ以前に、修理が出来ない可能性もあります。

それならば・・・と、最悪の事(バスが使えず、代車となる可能性)を想定して、全員のマシンと荷物を一旦北4のスタート会場に降ろすために、芦別のスターライトホテルへ向かうことにしました。
スターライトホテルまでは約20km。
ブレーキを使わなくてすむくらいのスピードで、ゆっくりゆっくり。
下り坂は冷や汗走行です。( ̄∀ ̄;)汗


無事到着して、すべてのマシンと荷物を降ろし、パドックテントを設営。
最悪、グランドスタートをする明日の午後までバスが無くても大丈夫な体制にしてから、@BOSSは、約30km先の滝川のUDトラックさんへと向かいました。

残った三好さんとシラスさんはマシンの準備にとりかかりました。
・・・私の。


いまっぽさんに再三オーバーホールを勧められながら放置し、リアサスがもう利いていないセロー。
それを少しでもサグ出ししてくれようと奮闘中。


そうこうする内に、ガソリンタンクにクラックが入っていることが判明。


2液式のエポキシで補修をしてくれる三好さん。
本当にすみません〜〜(;д;)


修理完了!
北4をグランドゴールしたかのようにやり切った笑顔のお二人。
ありがとうございました!
私にできるご恩返しはただ一つ。
4日間、絶対リタイアせずに完走します!(TωT)/


MOTO WORKS麻生さんのお店の「まめ専務」との初の対面♥
まめ専務は賢くて、かわいくて、あー、こっそり連れて帰りたい。


UDトラックにトランポを預けた@BOSSが代車で一旦戻ってきました。
トランポは夕方までには何とか修理して頂けることになったそう。
よかった〜!
UDトラックさん、ありがとうございます!!(TωT)/


ほっとしたところで、みんなで一緒に道の駅へ。
芦別名物「がたたんラーメン」で遅いお昼を取りました。

それにしても、
バスもセローも、ラリーが始まる前で本当によかった〜〜〜!(TωT)


会場へ戻ると、苫小牧経由のフェリーで来たナックさん、阿部さんも到着。
「来るなよ!俺は今まめと遊んでるんだよ!」
とウトロンに意地悪しています。。。( ̄∀ ̄;)ムッ


シルクウエイラリー出場のため今回欠席の菅原会長に替わり、「ゼッケン1」を付けた長谷見さんのマシンはWR250F。
昨年はBIGOFFでしたが、今回は「殺る気満々」のご様子です。笑


夜はお部屋で懇親会。


夜9時半過ぎ、飛行機で来た島田さんもスーツのまま合流。

いよいよ明日はグランドスタートです!

Day-1へつづく。

投稿者:かまた  2018年07月23日 13:50

コメント

投稿者:湧井俊明   2018年07月24日 11:48

楽しそうですね~。

セローにツーリストが入らないって事は、スイングアームからフロントのスプロケやチェーンを色々と変えてますね。
私はトリッカーですが、色々と熟慮してスイングアームをノーマルでホイールをセロー、チェーンの駒の調整とスプロケ変更でツーリスト入れてますから(笑)

投稿者:かまた   2018年07月24日 13:37

>涌井俊明さん

皆さんいろいろなさっているんですね〜。
今回の反省点は、普通のタイヤ交換ならいざ知らず、チューブレスタイヤへの交換を出発の前日にしたことです。
もっと余裕があれば、できないとわかってからもいろいろ打つ手はあったと思いますが、もう時間がないとなると諦めるしかなくなってしまいますもんね(TωT)
あとはラリー直前だけでなく、普段からもっと自分でセローを触ってあげるべきだな、と^^;

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