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2017年10月10日

弾丸押しかけ3連休!O LAND PARKと朝霧とTOURATECHと。

秋の3連休は、


静岡の「O LAND PARK(オーランドパーク)」さんと


相模原の「ツアラテックジャパン」さんに
何の前触れもなくお邪魔してきました!

(皆さま、いつものことながら突然すみません^^;)

まずは前日金曜の夕方から。


【金曜日 ほったらかし温泉】

金曜日は早めに仕事を切り上げて、山梨にある「ほったらかし温泉」へ。

できるだけO LAND PARKに近いところで前泊しようと@BOSSがGoogle Mapで発見した温泉です。
晴れていれば夜は夜景、朝は雲海が一望できるそう。


でも高速のインターを降りる直前に事故があり、私たちが着いたのは閉館30分前の21時半。
もう最終受付が終わっていましたが、「22時閉館でいいのなら。」と入れて頂きました。


小雨が降って景色もけぶっています。しかも寒い!
でもせっかくなので入ります!

温泉施設内は当然撮影禁止。
なのでほったらかし温泉の公式サイトから写真をお借りします。m(_ _)m


Photo:ほったらかし温泉公式サイトより
運が良ければ写真のように、雲海だけでなく富士山までも眺められ、


Photo:ほったらかし温泉公式サイトより
夜には「新日本三大夜景」を見ながら露天風呂を楽しめます。

残念ながら、雨でほとんど景色は見えませんでしたが、よいお湯でした。
ぜひ今度改めてリベンジしたいと思います!

ここの駐車場で車中泊をしようとしたら、
「ここは夜間完全閉鎖だから出てください。」
と、ほったらかされずにチェックが入り(笑)、下のフルーツ公園の駐車場へ移動。
コンビニで仕入れてきた遅い夕食を食べて寝袋へ。
おやすみなさい。


【土曜日 O LAND PARK】

翌朝、寒さに目を覚まして外へ出ると…


うわー!


すごい雲海です!

温泉で見れたら最高だったけど、でも朝この景色を見れただけでもここに来た甲斐がありました。
すごい、すごい!


フルーツ公園を後にして、静岡県に向って走ること2時間。


太田パパのエンデューロコース「O LAND PARK(オーランドパーク)」にやって来ました!


この日はJEC中日本エンデューロエリア戦の第5戦(R5&R6)が行われていました。
(もちろん知ってはいたのですが、そんな中「伺います」とお伝えしては、太田パパのことなので、きっとすごく気を遣われることでしょうから、失礼を承知で連絡無しで押しかけましたm(_ _)m)


私たちの突然の訪問に驚かれながらも、笑顔で迎えて下さる太田パパ。
ちょうどブリーフィングが終わり、9時のスタートを待っているところのようです。

太田パパの写真を撮らせて頂こうとしたら、
「いやー、写真はMASAとYUKIにまかせるよ。
俺なんかほら、作業服を着たただの土木担当者だから。」

自分のことを土木担当者と茶化して言われていますが、


道も何もなかった山を開拓し、このエンデューロ虎の穴とも言うべき「O LAND PARK」をまさにその手で作り上げてきた太田パパ。
本当にすごい方です。
太田パパはここで「太田塾」というクラブチームを特訓されています。


10月29日の川西ルーキーズクロスR4「川西ファンデューロ」にも来て下さる、エンデューロIAのMASAさんこと太田真成選手(左)と、同じくYUKIさんこと太田幸仁選手(右)。
震災の直前まで旧オーランドに通っていた頃が懐かしい思い出です。


川西では見ることのない南国的な葉。笑


その木の根元にリードをつなぎ、一緒に見学させてもらうウトロン。


YUKI選手が笑顔で指差すその先には


アトラス君ステッカーが!
ありがとうございます!*\(^o^)/*


午前9時、レーススタート!
ぐるぐるエンデューロと違う「オンタイムエンデューロ」なので、一人ずつ、設定された時間でのスタートです。


「行ってらっしゃい」
「頑張って!」
選手一人一人を、スタッフ全員が拍手で見送ります。


選手がコースの中に入っていく様子を見守る太田ファミリー。


上から見たテストコース。
ラリーでいうところのSS(スペシャルステージ)に当たるタイムアタック区間です。


こちらはテストではない移動区間の「リエゾン」(または「ルート」)。
この途中で周回チェックに当たっているナメックさんを発見。

このリエゾンを走って、テストコースでタイムアタックをして一度パドックへ戻り、次にスタートするまでが30分。
土曜のR5は一人5時間の持ち時間で9周しなくてはならない設定です。
余裕を持って戻ってこれれば休憩時間がありますが、ギリギリだと休む間もなく次の周回へ。
遅着するとペナルティが付きます。


ここO LAND PARKのリエゾンはどこもかしこもまったく気の抜けない難しいコースです。
ここを9周…考えただけで気が遠くなりそう( ̄∀ ̄;)汗


選手が通ったあとのルートをクワで整地するMASA選手。
お疲れ様です(-人-)


選手の邪魔にならないように、@BOSSと一緒にルートを一通り歩かせて頂きました。
「自分ならどのラインをどう走るか、イメージしながら歩いてみるのが大事。」
と@BOSS。
「どこを見てる?」と言われて気づくと、私はすぐに足元の石や根っこを見つめてしまっています。
「もっとずっと先を見ないからあんたは林道が遅いの。
先を見て予想して対応の準備をしなくちゃ。」


ここは今回使われていませんが、こんなセクションも。
大丈夫です、「川西ファンデューロ」でこんなセクションは作りませんから。笑


4周めくらいになると、選手に疲労が見えてきます。
オンタイムエンデューロは、誰でもない、自分との戦いなのだと見ていても伝わってきます。


テストエリアに3m幅で設定された丸太セクション。
大丈夫です、「川西ファンデューロ」でこんなセクションは作りませんから。笑


朝の冷え込みはどこへやら。
急激に気温が上昇し、熱中症になったKTM oyajiさんことS木さん。

倒れているS木さんの額を冷やすために冷たいペットボトルを当てようとしたら、朦朧としているはずの意識の中で、
「…かまたさん」
はい。
「…写真撮っちゃダメですよ。」
( ̄∀ ̄;)ギクッ(←撮ろうとしていた)


というわけで倒れ込んでいる写真はありません。^^;;;
今日DNFでも明日はリスタートできるルールなので、
「今日はもう無理しないで止めよう。」
と太田パパが励ましますが、今回昇格がかかっているS木さん。
DNFだとノーポイントになるということで、気力を振り絞ってレースに復活。

制限時間内にリエゾンを走って戻り、MASA選手とYUKI選手からアドバイスを受けてテストエリアにコースイン。


見事に9周を完走!すごいです!


お疲れ様でした!
oyajiさん、見ていて胸が熱くなりました(TωT)/


今回のこの中日本エリア戦に参加されている選手の皆さんは、普段ここO LAND PARKの太田塾で自己鍛錬されている方がほとんどなので、レースを見守る太田ファミリーの熱い思いもひとしおだと思います。

「速い遅いなんていいんだよ。自分に勝つかどうか。
俺はこのO LANDで、技術だけでなく、人間的にも成長してほしいと思ってる。
だからこうしてみんなが頑張っている姿を見ると本当に嬉しいんだ。
いくつのなっても人は挑戦できるし成長できる。
60才を過ぎてからオフロードを始めて、ここに通いだした人もいる。
嬉しいよな、ここでこんなに頑張ってくれる姿を見ると。
本人が本気で頑張る限り、俺はそれを応援する!」

(少し言葉は違うかもしれませんが)そうした言葉を繰り返し言う太田パパ。
パパのまっすぐな思いが伝わってきます。

中日本エリア戦の暫定ランキングを見ても、太田塾生がかなり上位を占めています。
O LAND PARKを走れたら日本のコースはどこでも走れる、と言い切る太田パパの思いが込められたこのコース。
この冬はまた@BOSSと一緒にお邪魔させて頂くかもしれません。


私たちがお邪魔していた当時は、まだ7ヶ月のパピーだったウトロン。


今は7才のシニア犬となりましたが、太田パパの前ではでっかい仔犬に返ります。笑
そして太田パパの思いはあの頃と何一つ変わりません。

夕方には出発して次の目的地へ向かう予定でしたが、「泊まっていけばいいじゃないか」というお言葉に甘えて一泊させて頂き、明日の早朝出発することに。


ツアラテック・ジャパンの水谷さん用に持ってきた生モツをここで消費したことはヒミツです。笑


静隆閣の食堂で、太田ママお手製のハヤシライスとホットサンドをごちそうになり、そのまま2階の大広間でぐっすり。


翌朝も5時過ぎにはママの暖かい手料理を頂いてO LAND PARKを後にしました。
太田ファミリーの皆さま、エリア戦参加選手の皆さま、スタッフの皆さま。
突然お邪魔したにも関わらず温かく迎えて頂き、本当にありがとうございました。
いろいろな意味で刺激を受け、また勉強になりました。
川西ファンデューロではまたよろしくお願いいたします!


【日曜日 朝霧高原とTOURATECH】

日曜はツアラテック・ジャパンさんに伺う前に、


富士山の麓、朝霧高原YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジへ。
この富士山を目の前にした一等地に居を構え(笑)、2泊3日のキャンプをしているN村さんファミリーを訪ねました。

今年3月のいわきコマ図ツーリングでご一緒したN村さん。
あれからご縁あって何度かお会いしています。
N村さんは私のこのブログをとてもじっくりと読んでくださる方で、


先回のアドベンチャーツーリングのレポートでも、GSトロフィーからの大和さんとの縁について、
「人の繋がりって面白いですねぇ。」
と言われましたが、私たちとN村さんとの繋がりも、相当に面白くて不思議です^_^
他の人が何年もかかって築く信頼関係が、たった一度、あのいわきで、初オフロードなのにたったひとりで乗り越えてきたN村さんを見ただけで築けてしまったのですから。


そして今日こうしてN村さんの休日のひとコマに、こんなふうにお邪魔しているなんて。


人の出会いと縁は本当に不思議。
特にこの一年、つくづくそう感じます。

YMCAを後にして、噂に名高いあの「朝霧フィールドドッグガーデン」を通り過ぎ、笑


どーん!


ようやく訪れることのできたツアラテック・ジャパン

まずはイメージ写真を撮りましょう。
はい、ウトロン、そこに立ってこっち向いて〜!


カシャ!


カシャ!


知らない人が見たら、ヒジョーに不審な人と犬によるアヤシイ撮影会。笑


10時開店とともに店内へ。
私たちを見ておどろく哲さんにご挨拶。
お久しぶりです!

さっそく店内を案内して頂きました。


えーっと…( ̄∀ ̄;)汗


トータルコーディネートされたキャンプサイトイメージ。


M.C.HARAコーナー??笑

一点一点どれも気になりますが、何よりも今の私の心を捉えるのはマシンガード類。
特にエンジンガードの前で「うわ〜✨」と足を止めていると、
「このコーナーを見てステキとか言う人は、すでに変人です。」
ですよね〜。気をつけようっと。笑

哲さんとの話は尽きず、お昼をすぎる頃まであれこれいろんな話をしました。
時計がなかったら一日中話をしていたかも。
お忙しい中、突然お邪魔してすみませんでした。
今度はまた別の席でゆっくりとお話しましょう。
ぜひその時はベコちゃんも一緒に!*\(^o^)/*

こうして、行きたい、行きたいとずっと願っていた場所をめぐる、3連休の弾丸ツアーを終えて帰路につきました。
現地でご一緒頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

***

帰りのバスの中、2日間チェックしていなかったメールを読むと…

あれ?
たいこはママからのメールですね。

な、なぬ!?Σ( ̄⊥ ̄lll)

(つづく)

投稿者:かまた  2017年10月10日 19:14

コメント

投稿者:Biogon   2017年10月10日 20:01

あららら、相模原にいらっしゃってたんですね。
言ってくだされば予定を変更して行ったのに。(*^_^*)
私の所からバイクで15分くらいですから。(^_^)v

確かにマシンガード類を見て「ステキ!!」とか言う人は変人かも?(自爆)

投稿者:かまた   2017年10月11日 09:52

>Biogon さん

最近よく言われる「前もって言ってくれれば」のもったいないお言葉。
でも予定を立てても本当に行けるかどうか、実は私たちにもわからないのです。
その直前まで予定をあれこれ変えて調整しているので…^^;
それにしてもツアラテック・ジャパンさんから15分だなんて羨ましい環境にお住まいですね^_^

ガード類を見て「ステキ〜・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン」と思うのが、まだ「変態」でなくよかった。笑

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