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2017年10月04日

大人のアドベンチャーツーリングin猪苗代!

10月1日(日)はチーズナッツハンティングで併催された


大人のアドベンチャーツーリングIN猪苗代
R1200GSで参加してきました!

最初に@BOSSからそのイベント名だけを聞いた時は、「アドベンチャー(冒険)ツーリング」の名の通り、道なき道をゆくオフロードツーリングかと尻込みした私。
でも本来の意味は、「アドベンチャーバイク」、いわゆるビッグオフで、普段は通れない特別なルートや、地元の人にしか知られていない絶景スポットなどをアテンドして頂きながら「大人の非日常」を味わうツーリング、とのこと。
聞くからに素敵です〜・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン


(写真はMotorada(モトラーダ)さんのHPから拝借しました)
ツーリングナビゲーターは、GSトロフィー代表選考会のフィジカルテストで@BOSSとフラッグを争って決勝進出を決めたのも記憶に新しい、あの!大和芳隆さん。

いえ、決してそのお礼参りに伺うわけではありませんからご安心を。笑


(こちらもMotorada(モトラーダ)さんのHPから拝借しました)
そして、ゲストライダーは先日のABCアサマブートキャンプでもご一緒したAD/tacさんこと和泉拓さんです。

まずは前日の土曜日から。

【土曜日】


トラックからバスに先週の荷物を載せ替えて、


気持ちのよい秋の磐越道で向かった先は、


宝の山、会津磐梯山の麓にある、


チーズナッツパークです!
何年ぶりでしょう。

この日はフリー走行。
私たちが着いたのはすでに午後2時過ぎ。
たくさんのオフロードバイクが走っています。
懐かしい皆さんにもたくさんお会いしました。


マウンティング??(失礼!)
こちらも久しぶりにお会いする姫丸さん。


Ad/tacさんはアサマでのリベンジのごとく、1190でそれはそれは楽しそうにフロントアップをされていました。笑
先週に引き続きご対面のAd/Tacさんに、ウトロンもご挨拶。


そのtac家のニューフェイス、柴犬のクマちゃん(6ヶ月♂)。
クンクン。最初はお互いに様子を伺っていましたが…


おっぱいちょうだい!と言わんばかりにウトロンのお腹の下に入ってチューチュー探す怖いもの知らずのクマちゃんと、「な、なんでつかコヤツは!?」とビビるウトロン。笑


おお〜!
天から降り注ぐ神々しい光の中、マナちゃんが広報車のアフリカツインで登場。
なんと東京から自走です。
もちろん足が着くはずもありません。すごい!


明日のナビゲーター大和さんも、手に入れたばかりのR1200GS-ADVで登場。
「いやー、いいですね、これ!」
大和さん、明日はよろしくお願いします!


どこを歩いても懐かしい方ばかりで、話をしているとどんどん時間が過ぎていきますが、コース閉鎖まで@BOSSもなんとか30分ほど乗れたようです^^;


日高2daysの後の台風でフェリーが欠航したため、北海道に置いて来ざるを得なかったバイクを取りに再び北海道へ。
そのまま本州へ渡り秋田までフェリー、そこから横手市経由の下道を自走でチーズナッツ入りした、雑誌「rider」の三上編集長が到着!
お疲れ様です!


テントの準備もできたところで、まずはカンパイ!


@BOSSの行くところに生モツあり!
さっそく火をおこして肉を焼きながら、話に花を咲かせます。
それにしても、日が落ちたチーズナッツの寒いこと!
私もウルトラライトダウン2枚重ねで暖を取ります。


ジュージューといい具合に油が滴り落ち始めた頃、


ステージではISDEとTKOに参加した選手によるトークショーが始まりました。
2時間半に渡るトークショーを聞き終えてテントへ戻り、仕切り直してBBQ再開。

…と、これ以上続けると翌日のレポートにたどり着かないのでこのへんで。

満点の星空を期待しましたが、どうやら曇り空のようです。
どうか明日は予報通り晴れますように!


【日曜日】



朝5時半。テントから覗くとすっきりとした青空が見えました。


よかった!いいお天気になりそうです^_^


三上編集長が道中もらったという、ふぞろいの林檎たち。
かわいい♥


それをパパっと切ってスキレットで素焼きにする編集長はまるで、


ハックルベリー・フィンのよう。笑


今日のアドベンチャーツーリング、@BOSSは1200GS-ADVで、私は1200GSでの参加です。


アドベンチャーバイクでの参加が基本ということで、ずらりと並んだビッグオフ。
壮観です。


あー、ドキドキしてきた!大丈夫か、私!?
…というようなことは、もういちいち思わないことにしました^^;
とにかくこのチャンスを楽しもう!*\(^o^)/*


大和さんを囲んでのブリーフィング。


それを撮影するマナちゃん。
今回取材で参加のマナちゃんは、アフリカツインで、しかもこの大きなカメラを首に下げて走ります。
すごいわー


出発前に全員で記念撮影。カシャ!


これを私のiPhoneで撮ってくれたのは、これまたなづがしの「いぐべ父ちゃん」でした。
では、行ってきます!

今日のルートは約130〜140kmほどで、そう長くはないのですが、大和さんやtacさんにより厳選された、「走って気持ちの良いルートに加え、普段は通れない特別な場所や、地元の人にしか知られていない絶景スポットなど、プレミアムな体験を提供」だそうで。
楽しみです!

秋の猪苗代周辺は、稲刈り前の黄金色の田んぼが広がり、青空と白い雲に映えて本当にきれいです。
きっと後日、雑誌「rider」や「ダートスポーツ」で紹介されることと思います。

最初の30km、きれいな景色の中を気持ちよく飛ばせるはずのワインディングでは、農作業中の軽トラックが時速40kmで先頭を譲らず。


その直後の休憩所で
「あの軽トラ、なかなか道を譲ってくれませんでしたねー。」
と言ったら、
「一番きれいなところだったのに…
僕ってつくづく”持ってない”んだなって…」
と若干凹み気味の大和さん^^;
いえいえ、大丈夫です。
のんびりと走りながら、ちゃんと秋の景色や空気を楽しませて頂きましたから*\(^o^)/*

しばらく走ると最初のダートへ。


ダートは低速遅乗りでしか走れない私。
走っている途中でエンストして立ちごけ。


さっそく右のミラーを磐梯山の神々に奉納しました。(TωT)チーン

その後、右の足元に出っ張った大きな岩に気付かず走り、

ガツン!


エンジンガードはかなり凹んでしまったけれど、もしこれががなかったら、


下手すりゃ全損だったかも…( ̄∀ ̄;)汗

念のため書いておきますが、こんなにあれこれ奉納しながら冒険ツーリングをしているのは私一人であって、他の皆さんは全員爽やかに「大人のアドベンチャーツーリング」を楽しまれていらっしゃいますので、どうか誤解なきように。(TωT)/


その後はゲストライダーであるはずのAD/tacさんが、完全に私一人のためにフルサポート。
嬉しいような、申し訳なさ過ぎてトホホなような…
今回くらいのダートであれば、遅くても良ければなんとか進めるのですが、私は何がダメって、ダートであろうと舗装であろうと、とにかく停止がダメ。
少しでもバイクを傾けると、重さに耐えられずそのまま横転してしまいます。(TωT)

tacさんはこれを防ぐために、私の直前を走り、駐停車が必要な場所に来るたびに、自分のバイクを停めて、飛び降りては、私のバイクを支えに走ってくると言う…Orz

今更で情けないけれど、次の練習課題は「どこでも停止」です!(TωT)/

さてさて。
私にとっては1秒も休まず脳トレをしているようなダートを抜けるとそこには…

うわー!

写真に収まらないほどの大きな風車がたくさん並んだ「別世界」がいきなり目の前に!


「かまたさんにとっては、大変だったダートを抜けたご褒美みたいな風景でしょう?」
はいっ!本当にその通りです。
まさか、いきなりこんな風景が待っていようとは!


@BOSSも予想だにしなかった風景だったようです。


大きな、おそらく私のGSよりずっと足つきが悪いはずのアフリカツインを乗りこなすマナちゃん。
一時停止も「ドキドキ」と言いながら、片足がけでしっかりマシンを立てて停まります。
見習わなくちゃ。


もうすぐ昼食会場ということですが、そこでしか出会えない美味しいものはきちんと味わい、そしてその感動を伝えるのが三上編集長です。笑


昼食会場へ向かう前に、立ち寄った猪苗代湖のほとり。


まさに「大人の非日常」的なひととき。
この周辺は庭のように走っているはずの長谷川さんもカメラを手に嬉しそうです^_^


昼食会場はレストランではなく、公民館のような建物に案内されました。
入口で地元の方々が出迎えて下さったのも嬉しかったです。


黄金色の田んぼが青空に映えて、どこを見ても絵になります。


紅葉が始まった木々が並ぶ庭も、風が抜けて気持ちよさそう。

ここは「郡山市少年湖畔の村」という研修施設なのだそうです。
家庭科の調理実習ができそうな部屋で、地元の郷土料理伝承会の皆さんが、湖南町に伝わる料理を作って待っていてくださいました。


こちらは、とうふ餅、あんこ餅、きなこ餅、大根おろし餅、納豆餅、そして雑煮のようなつゆ餅という、6種類の味付けの、心づくしの餅バイキング。


テーブルには、味噌を揚げたその名も「味噌揚げ」というこの地方の郷土料理を始め、新鮮な野菜の天ぷらやお漬物がずらり。
奥会津金山町の名物という、赤くて薄い皮のかぼちゃのお料理もありました。

残念だったのは、お餅が大きくてとても食べ切れず、つゆ餅一種類しか味わえなかったこと。
あれがお団子サイズだったら、全種類の味を制覇したのに〜〜(TωT)

地元のお母さんがtacさんに、
「バイクの醍醐味ってなあに?」
という、非常に難しい質問を投げかけると、tacさんは、
「醍醐味っていうか…僕らはバイクに乗ること自体が楽しいんですよ。
乗ってるだけで幸せなんです。」
思わずみんなで「うん、うん」と頷いてしまいました。笑


お腹いっぱい頂いて、皆さんに見送って頂きながら昼食会場を後にして、ダートを登って向った先は、


何とかという(すみません^^;)登山道に続く、猪苗代湖を見下ろす小さな鳥居のある山の中腹。
ここでも「うわー!」という歓声があがります。
こんなスポット、地元の方のアテンドがない限り来れないはず。


一枚くらい自撮りでも。
カシャッ!

そして最後のサプライズは「達沢不動滝」。
バイクを駐車場に停めて、


苔むした大きな岩を鷲掴みするように根を生やした高い木を見上げながら、


マイナスイオンの中を歩くこと約10分。


すごい!滝のカーテンです!
あの滝の向こう側へも歩いて入れるそうです。
これは行かなくちゃ!
足を滑らせて転んで濡れても、もう帰るだけだし。笑


表側と裏側から撮って頂いた動画です。


滝の中のようす。
なんだか身も心もスッキリ清められた気がします。
最後にこんなパワースポットにご案内頂けるなんて!
大和さん、tacさん、本当にありがとうございました!

最後に少しだけダートを走って、3時半頃にチーズナッツへ。


締めのブリーフィングでの大和さんの挨拶を聞きながら思い出しました。

Hakuba47で初めて会った大和さんは、ほとんど誰も知り合いがいない中、アウェイ感たっぷりだったのが印象的でした。
その大和さんが、フィジカルテストで@BOSSに競り勝ち、忘れられない人(笑)となったのはブログでご報告した通りです。
その後、GSトロフィー関連のFB記事のコメントで、トロフィー挑戦について、

「遊びを極めて仕事にしたいので、体験できる事は全部するつもりです。」

と書いていたのを読んで以来、どんな夢を持っているのだろう、どんなカタチにしたいのだろうと興味津々でした。
そこで今回、大和さんの夢の第一歩である「アドベンチャーツーリングIN猪苗代」に、まだまだ苦手なGSではありますが「初心者には全力でアシストします」というお言葉に甘えて参加させて頂いたのでした。
(そしてその言葉通り、全力でサポートをさせてしまいました^^;)

今回お天気に恵まれたのはもちろん大きな要素ですが、厳選されたルートやスポットで、大和さんが提供したい「大人の非日常」を十二分に堪能させて頂きました。
(一時停止で転びまくった私だけは、他の皆さんと違う意味での「アドベンチャー」「非日常」だったかもしれませんが…)

その一方で、最後のダートが時間切れでキャンセルされたというのを聞きました。
私が相当大きな要因であったんだろうなあ。(TωT)
ダートを走るスピード、転倒リカバリーにかかる時間、そうしたものが積み重なって、全体的な皆さんの時間をとってしまったことが非常に申し訳ないです。
ゲストライダーtacさんをあそこまでサポートで独り占めしてしまったことも。

という話を、パドックで帰り支度をしながら、大和さんと三上編集長にしたら、

「主催者から『もう来ないでください』って言われるまで参加した方がいいですよ。」
「かまたさんの転倒だって、他の皆さんにとってはある意味『非日常』なんですから。」
という、ありがたいような申し訳ないような励ましを頂きました^^;

ではせめて次回参加させて頂くまでに、「安定の一時停止」ができるように練習してきますので、ぜひ懲りずに参加させてください。m(_ _)m

こちら↓は、今回参加された近藤さんがまとめて下さった「アドベンチャーツーリング」の動画です。


観ていたら、ご迷惑をかけまくったtacさんのことを忘れて(笑)、楽しかった思い出だけが蘇ってきます。・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン

大和さん、tacさん、ご一緒頂いた皆さん、
本当に素敵な大人の休日をありがとうございました!

独立して、motorada代表として「ツーリングナビゲーター」という夢に向って歩き始めた大和さん。
これからもどんどんカタチを変えて、私たちに特別な時間を提供してくださることでしょう。
GSトロフィーでの出会いも何かの縁。
微力ながら私たちも全力で応援したいと思います。

夢に向かって頑張る人が大好きです!*\(^o^)/*

投稿者:かまた  2017年10月04日 12:00

コメント

投稿者:wonderboy   2017年10月04日 15:39

はじめまして
とはいってもかまたさんのブログも覗かせて頂いているし白馬でもお姿を拝見していますので初めての感じがしませんね^^

大和さんのアドベンチャーツーリング良いですねぇ
布引高原にはダート側から行ったのですね
何度も行ってますがダート側からは行った事ないっす^^;
大和さんとtacさんの事は白馬の夜、ディーラーさんのテント飲み会で紹介してもらいましたので私もそのうち参加してみたいと思います^^

投稿者:かまた   2017年10月04日 16:56

>wonderboyさん

初めまして。コメントありがとうございます。
木々に囲まれた細いダートを抜けたら、いきなり世界が開けて、高い空と白い風車がたくさん現れたのが布引高原。
初めて訪れましたが、本当に「おとぎの国」に着いた気分でした。笑
wonderboyさんはひまわりの頃に行かれているんですね。
夏の福島もステキでしょうね〜・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン

「大人のアドベンチャーツーリング」、ぜひご参加ください!
その時、もしもご一緒させて頂く機会とあいなりましたら、よろしくお願いいたします*\(^o^)/*

投稿者:Nori   2017年10月07日 11:50

こういう楽しげなイベントの情報を、皆さん、どこで捕まえてるのかなーと思ったり思わなかったりラジバンダリ。
ピカピカなGSしか見たことないのに、皆さん、こんなことなさってるのね?と、改めて思ったのでした。
え?うちのは、もう、外装の慣らしも終わってますから。はい。

投稿者:かまた   2017年10月10日 10:32

>Noriさん

こういうイベントはFBで捕まえたり、お友達からお誘い頂いたり、ラジバンダリ。
私のGSもつい最近までピカピカだったんですけどねー^^;
外装の慣らしが終わったら、次は心の慣らしと鉄壁のガード装着ですよ(TωT)/

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